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1.いま、地球は厚着している

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地球 (ちきゅう)をあたたかくしているのは、太陽 (たいよう)からくる光 (ひかり)のエネルギーです。

地球 (ちきゅう)は大気 (たいき)という名前 (なまえ)の洋服 (ようふく)を着 (き)ていて、この大気中 (たいきちゅう)には、二酸化炭素 (にさんかたんそ)などの温室効果 (おんしつこうか)ガスがふくまれています。

温室効果 (おんしつこうか)ガスは、光 (ひかり)のエネルギーの赤外線 (せきがいせん)を吸収 (きゅうしゅう)し、熱 (ねつ)をにげにくくして、地球 (ちきゅう)が冷 (ひ)えるのをふせいでいます。

しかし、大気中 (たいきちゅう)の二酸化炭素 (にさんかたんそ)がふえると、厚着 (あつぎ)をしている状態 (じょうたい)になり、地球 (ちきゅう)の温度 (おんど)はあがってしまいます。

この状態 (じょうたい)を地球 (ちきゅう)の温暖化 (おんだんか)といいます。

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温暖化(おんだんか)がすすむと、2100年(ねん)には、1990年(ねん)にくらべて2℃(ど)ぐらいあたたかくなると予想(よそう)されています。

そうすると、南極(なんきょく)や北極(ほっきょく)の氷(こおり)がとけて海面(かいめん)が50cm(せんちめーとる)ぐらいあがるといわれ、海面(かいめん)より低(ひく)い土地(とち)は海(うみ)にしずんでしまいます。

また、気候(きこう)の変化(へんか)によって集中豪雨(しゅうちゅうごうう)や干(かん)ばつがふえ、農作物(のうさくもつ)がうまく育(そだ)たず、食料(しょくりょう)が足(た)りなくなってしまいます。

住(す)むところもなくなり、食(た)べるものもなくなると、わたしたち人間(にんげん)はどうなってしまうのでしょうか…?

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二酸化炭素(にさんかたんそ)をださないように、電気(でんき)のムダづかいに気(き)をつけよう!

  • 部屋(へや)やろうかの電気(でんき)はこまめに消(け)す
  • テレビは見(み)るときだけつける
  • エアコンにたよらず、服(ふく)を着(き)たり運動(うんどう)したりして、暑(あつ)さや寒(さむ)さを調節(ちょうせつ)する
  • 冷蔵庫(れいぞうこ)にあまりものをつめこまず、あけっぱなしにしない
  • つかっていない電気製品(でんきせいひん)は、コンセントをぬいたり、主電源(しゅでんげん)を切(き)る
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