地球上(ちきゅうじょう)の生物(せいぶつ)は、長(なが)い歴史(れきし)のなかで、消(き)えてしまうものと、新(あたら)しく生(う)まれるものが入(い)れかわりをくりかえしてきました。
しかし、20世紀(せいき)になって、絶滅(ぜつめつ)する野生生物(やせいせいぶつ)がものすごいスピードでふえてきています。
なぜなら、人間(にんげん)が森(もり)をこわしたり、川(かわ)や海(うみ)をよごして動植物(どうしょくぶつ)のすみかをなくしているからです。
また、食(た)べるためや、毛皮(けがわ)やアクセサリーにするために、とったり殺(ころ)したりすることでも生(い)き物(もの)の数(かず)はへってしまいます。
いま、絶滅(ぜつめつ)の危機(きき)にある生(い)き物(もの)はたくさんいます。
その中(なか)でも、絶滅(ぜつめつ)のおそれがある種(しゅ)「絶滅危惧種」(せつめつきぐしゅ)というカテゴリーに入(はい)る生(い)き物(もの)は、たくさんいるのです。
環境省の「レッドリスト」で調べることができます